にしのひがしの

小説家志望の女が本の感想を書いてゆくブログ。

2018-06-29から1日間の記事一覧

石井遊佳『百年泥』(第49回新潮新人文学賞・第158回芥川賞受賞作)感想

(新潮2017.11月号誌上で読みました) ※ネタバレ注意 最近の芥川賞って、こういう、ちょっとべらんめい感ある女性の一人称小説が好きな気がする。絲井秋子さんとか村田沙也加さんとか。正直そこまで良い小説とは思わなかった。「わたしのインドで日本語教師…