にしのひがしの

小説家志望の女が本の感想を書いてゆくブログ。

2018-07-07から1日間の記事一覧

町屋良平『青が破れる』〜第53回文藝賞受賞作 感想

(文藝2016 冬号誌上で読みました) 「気持ちのよい違和感」 口語と文語、漢字とひらがな、文学と会話が入り混じってくる文章が新鮮だった。所々詩のような、所々コントのような。形式張ったなにかを描こうとしていない。とことん感覚的で。あまりかっちり小…