にしのひがしの

小説家志望の女が本の感想を書いてゆくブログ。

2019-07-27から1日間の記事一覧

しずけさ 町屋良平 文学界5月号

あらすじ 鬱で仕事を辞め、自宅療養中の青年・棟方と、小学校五年生の笹岡樹が深夜の久伊豆神社で出会う。樹は大麻を栽培している両親により夜の二時から六時まで家を追い出されるため、警察に捕まらないよう、毎晩神社で時間を潰していた。棟方(「かれ」)…