にしのひがしの

小説家志望の女が本の感想を書いてゆくブログ。

2020-01-01から1年間の記事一覧

『笹の舟で海を渡る』角田光代 感想 

笹の舟で海をわたる 作者:角田 光代 発売日: 2015/03/13 メディア: Kindle版 終戦から10年、主人公・左織(さおり)は22歳の時、銀座で女に声をかけられる。風美子(ふみこ)と名乗る女は、左織と疎開先が一緒だったという。風美子は、あの時皆でいじめた女の子?…

(日本人)橘玲

生物学、歴史学、人類文化学、経済学、倫理学(平和・正義)、思想哲学(民主主義、グローバリズム)、宗教学などを綜合して、本来の日本的人間像や欧・米圏との相違性を探る。章ごとで一冊本が書けるくらいの内容を披瀝するので密度が濃く読むのにカロリー…

進撃の巨人所感&展開予想

※ 123話までを踏まえて ※情熱大陸諌山創の内容を含みます エレンがああいう結論になるのはわかる、はじめから世界への怒り、理不尽への反抗、支配への憎悪で動いていたから、世界が裏返ったところでそこの憤懣は変われない。徹底的に世界から排他され攻撃…